【イベントレポート】鹿屋市の方をお連れして(10/8@相馬市・南相馬市)

2015年11月2日

台風から吹き返しの強風が吹き荒れた日に、鹿児島県鹿屋市の職員さん2名をお連れし、相馬市と南相馬市小高区へ行ってきました。

最初に立ち寄ったのは相馬観光復興御案内処『千客万来館』。
相馬市復興応援隊の藤本さんが、相馬市の復興・復興についての取組の概要を説明してくださいました。
震災後の市内の様子を、写真や動画で紹介した際には、鹿屋市の職員さんが食い入る様に見ていた姿が印象的でした。

IMGP1935説明をする藤本さん(相馬市復興応援隊)

その後、相馬市復興応援隊の井島さんに、復興が進む市内を案内して頂きました。
写真右後方は復興公営住宅で、手前は新しい堤防です。堤防の高さには、以前の堤防に約1mのかさ上げとなりました。

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続いて伝承鎮魂記念館へ。
改めて被害の大きさを知るとともに、被災された方に寄り添う同施設を興味深く見学されていました。

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お昼の休憩時には、相馬市松川浦で開催予定「エコツアー」の集客に関する相談から発展し、ふるさと納税制度の活用方法について、情報共有する場面も見受けられました。

 

午後からは、南相馬市復興応援隊の小田さんにバトンタッチです。
小田さんが所属する南相馬観光協会で「南相馬市観光ボランティアガイド」さんをコーディネートくださり、被災地をガイドいただきました。

IMGP1953ガイド中の様子

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大量の土埃が舞った南相馬市小高区の海岸地区

IMGP1945南相馬市小高区の津波被災家屋

ボランティアガイドの岩橋さんは、多方面に渡り勉強をされており、放射線、事故が起こった際の非難訓練は「シュミレーションではなく実際に動いてみなくてはならない」と熱く語られました。

南相馬市は「原町区」「小高区」「鹿島区」 から構成され、小高区のみが「避難指示解除準備区域」をはじめとする3区域に再編されています。
日中は立ち入りができるようになりましたが、それでも昼間、まだ人が少ない町中と駅前周辺。自転車は震災当時から放置されたままです。

IMGP1957 IMGP1958

IMGP1959 IMGP1961 

2015年10月1日、小高区の復興を進めるため住民交流スペース「おだかぷらっとほーむ」がオープンしました。
「おだかぷらっとほーむ」は、住民同士の懇談や食事などに自由に利用できる場所で、代表の広畑さんと意見交換などを行いました。

IMGP1956

 

今回、鹿屋市さんは地域づくりの先進事例として、復興支援員を配置している市町村・配置を検討している市町村職員の方々の連絡会議「市町村連絡会議」の登壇者としてお呼びしたのですが、復興支援員さんたちの協力により、より分かりやすく被災地の現状が伝わったと思います。
行政職員さんに福島の被害状況を案内したり、問題提起をする大変有意義な機会になりました。

 

レポート:福島県復興支援専門員 安田